オメガライナー工法
オメガライナー工法は、あらかじめ工場でω状に折りたたんだ形状記憶性能をもつ硬質塩化ビニル管を既設管内に引き込み、蒸気で加熱することで円形に復元し 圧縮空気により既設管と密着させ強固な自立管を構築する工法です。
施工上の特徴
1加熱のみで円形にスピード復元。
2確実な管路更生。スピーディーで容易な施工性。
3建設技術審査証明にて既設管追従性が認められています。
4取付管の更生ができます。
5管更生材初!認定工場制度適用!!
施工の手順
01既設管への引き込み
マンホールよりオメガライナーを既設管に引き込みます。ドラム巻き長さは50m以上(呼び径により異なる)で、1スパンを無接続で引き込み可能です。
02蒸気加熱で円形復元
ボイラーユニット車よりオメガライナーの内部に蒸気を送り込みます。蒸気によって加熱されたオメガライナーは形状記憶効果により円形に復元します。
03圧縮空気により既設管と密着
円形復元後、低圧の圧縮空気(0.03~0.20MPa)を送り込むことで、既設管内面に密着します。
低圧をかけたまま空気で冷却することにより、完全に密着して、耐久性、耐食性に優れた塩ビ管による更生管路が完成します。